太秦からの映画便り

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映写室「252 生存者あり」水田伸生監督と豪華出演者の合同会見(後編)

映写室「252 生存者あり」水田伸生監督と豪華出演者の合同会見(後編)
     ―東京を襲った大災害とハイパーレスキュ―隊の活躍―

<昨日の続き>
―撮影の為のレスキュー隊の訓練はどうでしたか。
伊藤:ビルの6階からロープを垂らして降りたり上ったり、皆さん普段から凄い訓練をしています。そこに入って一緒にやりました。
内野:僕の演じた隊長というのは勉強が凄いんです。どんな事態にも備えられるようにと朝から晩まで勉強と訓練で一杯で、、それが終わった後で役作りの為に話を聞いたんですが、災害の現場が大変過ぎて助けたくても助けられないことがあり、それが心に傷をつけてしまうと伺いました。

252-m.jpg
(C) 2008「252」製作委員会

山本:隊に入って1ヶ月以上訓練しました。厳しい訓練ばかりでなかなか撮影に入らなくて、撮影に入ったかと思ったら今度は撮影が長くて、僕らが「252」信号を発して助けて欲しかったです。
―伊藤さんは「LIMIT OF LOVE 海猿」からこのような役が続いていますが。
伊藤:そうですね。これは実は、前作で出来た原作の小森さんとの繋がりから生まれた作品です。レスキュー隊員は仕事柄助けを求めている人がいれば助けたいんです。でもそう出来ない時もある。僕の演じた祐司のように、救いたかったけれど救えなかったと心に傷を持った人が多い。そんな作品に続けて出て人生観が変わりました。この映画がそんな人たちへのエールになれば良いなと思います。

―皆さんそれぞれ一番大変だったことを教えてください。
MINJI:体的には毎日大変だったけれど、作ることは楽しかったです。
山田:役が役で、僕は人を拒絶する男ですから、仕事以外でも負のオーラーを引きずってしまい、毎日現場に行くのが嫌になって困りました。
伊藤:自然災害をモチーフにしていて、監督もリアルに再現しているので、事前の準備よりも現場で水や風に当ることで役に入っていきました。
内野:寒くて大変でしたが、元々ハイパーレスキュー隊の仕事自体が常に悪条件の中での活動です。現場は自分の演技プランが吹き飛んでしまうほど大変でしたが、立ち向かっていく気迫が合ったので吹き飛ばせました。ただ大きな音の中でやっていたので現場でのせりふが全て使えなくて、せりふは後で入れています。自分の演技なのになぜかそれに合せてアフレコするのが大変でした。
山本:役としては普段の僕の通り男前なんですが、水とほこりの中で大変でした。撮影中はまちがいなく僕らが日本で一番汚れた体の役者だったと思います。
監督:過酷な現場なのに誰も愚痴や不平を言わず付いて来てくれて感謝しています。
伊藤:リアルな演技と圧倒的なスケール感を、ぜひ映画館で楽しんでください。特に人と人の繋がりの素晴らしさを見て欲しいと思います。(レポート:犬塚芳美)

252-z.jpg

《会見と作品の感想:犬塚》
 <この作品は仲間を死なせたという心の傷から>ハイパーレスキュ―隊を辞めた男と、災害に巻き込まれたその男を助け出す、かっての仲間の現職のハイパーレスキュ―隊員の活躍の物語ですが、「252」信号を一般の人に知らせた意味は大きいと思います。私もいざという時の為に忘れたくないし、何時か誰かが役に立てるでしょう。
 <かっこいい男優さんが勢ぞろいしての>記者会見は華やかで、男の方にも華があるのだと驚きました。兄弟役を演じた伊藤英明さんと内野聖陽さんは、会見でも皆を引っ張り、助けて欲しくないと駄々をこねる山田さんに(おい、おい)とでも言いたそうなお兄さんオーラを送ったり、踏み込んだ話をして下さったりと、主演らしく会場を盛り立てていきます。そんな様子を横から頼もしそうに眺める監督の視線にチームワークの良さを感じました。
 <さて、伊藤さんのお話にもありましたが>、耳の悪い設定の娘役に挑んだのは、弱冠8歳の大森絢音ちゃん。手話も学び可愛くて健気な娘をあどけなさをまじえて熱演しています。一見普通の少女でしかも何処か古風で温かさを感じさせる。こんな娘がいたらどんなことがあっても生き延びようと思うことでしょう。
 <作品は迫力満点で>、崩れ落ちる足元押し寄せる土砂や水と、息をつく間もありません。このところの異常気象、こんなことがあったとしても不思議はないと思わせる現実が何より怖い。温暖化対策を急がないといけません。

  この作品は12月6日(土)より梅田ブルク7 他全国ロードショー

《“「ハイパーレスキュ―隊」って何?“と、ちょっとディープに》
 通称「ハイパーレスキュ―隊」とは東京消防庁の消防救助機動部隊のことで、阪神・淡路大震災の教訓を踏まえて、平成8年12月に運用を開始したタスクフォースです。新潟中越地震での奇跡と勇気の救助活動で、一般に知られるようになりました。毎年400から500人の志願隊員から選抜試験で50名が選ばれ、厳しい研修の後に資格が与えられる。現在の隊員は28歳から35歳までと若い人で締められています。
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コメント


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山田君複雑な役みたいですね。早く見たい!

レイコ | URL | 2008年12月02日(Tue)07:53 [EDIT]


山田君のファンて熱心な方が多いんですね。今回の会見で私にもその気持ちが解りましたが。ちょっと複雑な、屈折した役柄です。お楽しみに!

犬塚 | URL | 2008年12月02日(Tue)09:01 [EDIT]


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| | 2012年07月27日(Fri)10:11 [EDIT]


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| | 2012年08月15日(Wed)02:56 [EDIT]


 

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