太秦からの映画便り

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映写室「スマグラー」舞台挨拶

映写室「スマグラー」舞台挨拶
 ―主演の妻夫木聡さんと石井克人監督―

 <真鍋昌平原作の漫画「スマグラー」>が、「鮫肌男と桃尻女」等の鬼才石井克人監督の手で、映画化されました。「悪人」、「マイ・バック・ページ」と複雑な役を演じて、役者としての幅を広げている妻夫木聡さんが、またまた新境地です。「スマグラー」(運送屋)が運ぶのは何か。情けなく心優しい若者が、弾みで裏社会に飲み込まれていく様が、劇画タッチで展開していきます。

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<エッジの効いた映像が続いて>、実はしょっちゅう目を伏せていたのですが、この混沌の時代、奇想天外で非日常の世界が、すぐ隣の落とし穴にも思えたのは、キャラの立った役柄を張り切って演じる実力派の面々の中、主演の妻夫木さんと永瀬正敏さんが、リアルな演技でこの物語を現実に着地させているからでしょう。複雑な思いを瞼や目に語らせる二人の演技が見逃せません。

 <この作品は29日の大阪から>一般試写が始まりました。舞台挨拶に立った妻夫木聡さんは、映像の中とは違う端正な姿。石井監督に憧れ続け10年、今回オファーが来たとたんに、脚本も見ないまま快諾していたと。永瀬さんとの共演も10年間待ち続け、やっと実現したもの。
<端正な顔をこれでもか>というほど崩して、体当たりの演技。役になりきる為に不摂生を極め、寝ない、栄養失調と自分を追い込み、冒頭の青白い顔を作ったのだそうです。そんなリアルさと、石井監督の世界に自在に遊ぶ、他の出演者たちの快演の競作。役者さんとは、別の世界を作るのがこれほど嬉しいのかと思わせる、見所がいっぱいの作品。石井監督の奇才ぶりに驚くのも見所かも。(犬塚芳美)

この作品は、10月22日(土)より梅田ブルク7等で全国ロードショー
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