太秦からの映画便り

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映写室 「焦げ女、嗤う」上映案内

映写室 「焦げ女、嗤う」上映案内
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 <恋愛が一番の関心事、人生の全て>のような時代がある。仕事や趣味に隠しながら、本心では相手が自分をどう思っているかという、彼の心や彼女の思いを知ること、あるいは仕事や授業の後で、会えるかどうかだけが気がかりだった頃の事だ。この物語は、そんな時代真っ只中の男女を群像劇で描いている。少し心を擽られて、あの頃を思い出してみよう。
 <一時、草食系男子なんて>言葉が流行ったけれど、この物語の若者たちは結構肉食。いや、それよりもっと、女子が肉食かもしれない。それもストレートに出せず、内面でぐちゃぐちゃ。男に振り回されていそうで、逆に自分の思いで男を振り回す。性欲で振り回す男性と、恋焦がれる自分の思いで男を振り回す女性、どっちもどっちだ。設定では登場人物たちは20代半ば。それよりは年上の監督は、年下世代の恋愛を、温かく、微笑ましくもユーモラスに描いている。

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<今の時代の特徴かと言えば>、そうでもない。ずっとずっと年上世代の筆者も、年下の友人たちと行ったジャズフェス等で、こんな恋愛体質の若者たちをあっけに取られて見ていた記憶がある。ああでもないこうでもないと、仲間内で組み合わせが変わる、普遍的な出来事だ。周りをハラハラさせて、どうしてそんな関係に巻き込まれるのかと目を見張る男女は、たいてい特別の美男美女ではない、普通の若者だ。恋愛体質と言うのがあるのだろう。あの頃の私や、監督の視点がそうであるように、当事者には痛い話も、少し距離を取るとユーモラスに写る。

<不思議な題名について伺うと>、瀬川浩志監督は、「最初は少ししか登場しなかったのに、書き進むうちに、異常なまでの行動をするショウコと言うキャラクターが、どんどん膨らんでいった。恋愛や相手に恋焦がれて、まるで自分が焦げたようになっている女性をこのように表現してみました。僕の造語です」との事。最後まで見るとなるほどと納得できる表題だ。さて、ショウコはどんな事をする? ちょっと怖いです。映画を見てのお楽しみ!
「ショウコは焦げ女とすぐに納得してもらえるだろうけれど、他の女性たちも、結構焦げ女ですよね。今の時代、男に振り回されているようで、女性が自分で思いつめて積極的になり、恋愛を引っ張っている気もする」とも。

 <この作品が劇場初公開作となる瀬川監督も>、とある時期から映画に恋焦がれて、自主制作を続けている。登場人物たちが自然な関西弁を話すから、関西での撮影かと思ったが、関東で撮影し、オーディションで関西出身にこだわり、俳優さんを集めたと言う。何か小劇場系の匂いもして、そう言うと、上映に併せたゲストイベントを紹介された。出演者によるパフォーマンスがあるのだ。監督や出演者は、映画や演劇への自分たちの焦げる思いを、どこかで嗤いながら、楽しんでいるのだろう。

脚本や編集も手がける監督は、そのままアダルトビデオが作れそうなほど(?)、セクシーなシーンの描写が上手い。舵取りが難しいけれど、自主制作の分野からメジャー路線へ転進なるか? 先物買いで、京都出身の瀬川浩司監督に注目です。(犬塚芳美)

この作品は、十三シアターセブン(06-4862-7733)で、
3/17(土)~3/23(金)の1週間限定ロードショー(連日18:15~)
<併映 「蛾意虫」>


 ゲストイベント
  3/17 瀬川浩司監督と、主演の新井美穂さん舞台挨拶
  3/18 出演者(西川真来)による、ゲストを迎えた生パフォーマンス
        スピンオフ企画「週刊小宮由紀 大阪編」
  3/19,3/20 瀬川浩司監督と黒瀬役の谷尾宏之さん舞台挨拶
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アダルトサイトの画面が消えない | 2012年03月25日(Sun) 15:32


 
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