太秦からの映画便り

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映写室「立候補」上映案内

映写室「立候補」上映案内  
  ―泡沫候補の思いを探る― 

 選挙シーズンも終わりました。貴方は政見放送を見ましたか? 選挙結果を見ましたか? そして、選挙速報にも載らない泡沫候補を知っていますか? 夢を諦めない藤岡利充監督が、夢を諦めない泡沫候補に感じるシンパシー。面白くてちょっと切ない泡沫候補たちを追うという、斬新な視点のエンタテインメント・ドキュメンタリーが完成しました。彼らの目的は? 本気度は? 知れば知るほど切ない物語、笑いと涙に誘います。藤岡利充監督と木野内哲也プロデューサーにお話を伺いました。

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―目から鱗が落ちました。選挙というと、当選落選のせめぎ合いにばかり目が行きますが、考えてみると、皆からぽつんと離れて、わずかの得票しかない候補者がいますね。この作品を撮ろうと思われたきっかけは?
藤岡利充監督(以下敬称略):僕ら二人は元々CM製作会社の上司と部下でした。一緒に組んで色々な仕事をしてきたのです。でも映画への夢が捨てがたくて、会社を辞めて1本映画を作りました。あまり評判がよくなく、その後山口に帰って、向こうで仕事をしていたのですが、自分の中で映画への夢がふつふつとしていました。そういう時に、泡沫候補たちに目が行きました。この人たちはものすごい夢追い人だなあと、気がついたんです。たいていの人が夢を口にしますが、その夢というのは単なる目標で、実現するものではない。でも立候補者は、単なる夢で終わらせず、夢を実現するために一歩進みだしています。平気な顔はしていても、やっぱり覚悟してはいても、落選のダメージは大きいと思うのです。それでも出続ける彼らに興味を持ちました。マック赤松さんは「静かな池に投げる一個の石」だと表現しましたが。

―この方は不思議な方ですね。ちょっとわけが分かりません。本気なのかどうか。
木野内哲也プロデューサー(以下敬称略):本人も手段と目的がわからなくなっている気がします。得票数が足りないと、供託金の300万円が没収されます。お金持ちとはいえ毎回ですからね。
―息子の健太郎さんの言葉が生きていますね。
藤岡:実はあれは後で撮れたものです。駄目だろうと思いながら、撮影をお願いしたらいいですよと。健太郎さんのインタビューを入れてしまりました。父親をクールに見ていて、一般の人の思いを代弁していますからね。

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―そのくせ、肉親ならではの情もある。こういう息子がいるからこそ、会社を任せて選挙見入れあげれるのだなあと思いました。それでも、健太郎さんが父親の心理を理解しきれないように、マック赤松さんは、私たちには謎のままです。何か突っ切った大きな思いがおありなのでしょうねえ。いちいち説明するのも面倒で、道化と思われても気にせず、スマイル党の精神を広めているのかなと。凡人には想像の範疇を超えています。
木野:正直分かりません。
―そういう思いはすべての泡沫候補者に通じます。
藤岡:ちょっと切ないところもありますが。でもこの映画を見て、一票を入れたい候補者がいなければ、自分が出ればいいと気づいて欲しいのです。そういう形で、夢を諦めずに、自分が自分の人生に立候補して欲しい。僕は映画でご飯が食べられるようになりたい。いつかはアカデミー賞を取りたいと思います。そういうことを言うと、又大きな夢ばっかり入ってといわれるけれど、無形の夢を追い求める人を、もっと称えるべきだと思って作りました。(犬塚芳美)

    この作品は、第七芸術劇場で上映中
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