太秦からの映画便り

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

映写室 『ゲットスマート』マシ・オカさん緊急来日レポート

映写室 『ゲットスマート』マシ・オカさん緊急来日レポート
    
―俳優、特殊効果エンジニアとしてハリウッドで活躍する日本人―


 1965~70年に全米で人気沸騰した伝説のTVスパイドラマ「それ行けスマート」が、約40年の時を超えて、本格的なスパイアクションを見せるエンタテインメント映画として帰ってきた。この作品には、俳優としてだけでなく特殊効果のプロとしてハリウッドで活躍する日本人のマシ・オカも重要な役で出ている。公開に合わせて緊急帰国したマシ・オカさんの舞台挨拶レポートです。

masi.jpg
  (10月2日 大阪にて)

 <その前に『ゲットスマート』の荒筋>
 凶悪な犯罪組織が世界制覇を企んでいて、米国の諜報機関のスマート(スティーブ・カレル)はそれを阻止しようと日夜情報収集や分析に余念が無い。ある日本部が襲われ、実務経験の無いスマートが美人(アン・ハサウェイ)と組んでスパイ活動に送り出される。頭がいいのにどこか間抜けなスマートはトラブル続きで・・・。

<マシ・オカさん舞台挨拶>
 <NBC放送の「HEROES/ヒーローズ」(‘06)>に出演したおかげで、色々な作品のオファーが来るようになりました。スティーブ・カレルはアメリカでは知らない人のいない、コメディ俳優ではNO.1の、僕にとっては雲の上のような存在ですから、この作品で一緒に出れるのは本当に嬉しかったです。スティーブはよく頭の回る人で、1つのシーンの演技を100通り位はできる。カメラが回っている時は凄い天才だなあと思うのですが、カメラの回ってないところでは「来週犬を飼おうと思っているんだけど」とぼそぼそ話すような、まるで普通の小父さんでした。映画と一緒で無表情なままで可笑しいことを言う、そのギャップが面白いんです。普通のコメディ俳優だと笑いを独り占めしようとするが、彼は気配りの人で、周りの人を盛り立てて、周りの人が笑いをとることで作品の質を高めていく。そういうやり方もあるんだなあと感心しました。

getsuma-to-m.jpg
(C) 2008 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED

 <相棒役のアン・ハサウェイは逞しい役者魂>ですよ。この作品がコメディ初挑戦で、しかも激しいアクションもあるのに、スタントマンを使わず全てのシーンを自分でやるのには驚きました。綺麗で演技力があって凄いです。
色々なコメディに興味があって、日本のお笑いもアメリカのレンタルビデオ等でチェックを入れているのですが、ナイツ(はなわさんの弟)とかすっとぼけて話し続ける姿が好きです。日米のお笑いには少し違いがありますが、両方とも自分を落として体を張ってやるのは一緒ですね。
 <僕は6歳から渡米していて>両方の文化で育ったので、アメリカにいるときはアメリカ人になり、日本にいるときは日本人になりと、いる場所によって生き方が変りますが、基本的に脳みその中はアメリカ人です。俳優としてだけで無く、特殊効果という映画の裏方の仕事もしていますが、目指しているのは、監督というより製作者になって色々な分野の人と一緒に何かを作りたいということです。

 <日本人がハリウッドで活躍するには二つ必要な物>があります。まず最初に、夢を諦めないで長い目で見ること。ハリウッドは競争が激しいのですぐに何とかなると思わず、努力し続ける事、100メートル走ではなくマラソンのつもりで頑張って目標まで走りぬいて欲しいです。二つ目は完璧な英語力です。英語がうまく喋れないと役が限定されて、日本人の役だったり、格闘家とかの特殊なものになってしまいもったいない。ぜひ完璧な語学力をつけて欲しいですね。この作品はアクションと笑いが両立した、滅茶苦茶面白いものです。楽しんで帰ってください。(レポート 犬塚芳美)

   この作品は10月11日(土)より全国でロードショ-

※<ちょっとディープに> 
 マシ・オカは、本名岡 政偉(おかまさより)さんで、1974年12月27日東京で生まれて6歳の時にロサンゼルスに移った。IQ189と判定され、12歳の時に“アジア系アメリカ人の天才児たち”を特集した1987年8月31日号の表紙を飾っている。流暢な日本語と英語、スペイン語を話し、俳優としてだけでなく、ジョージ・ルーカスの会社で特殊効果のエンジニアとしても多くの映画に関わって活躍中。
スポンサーサイト

コメント


管理者にだけ表示を許可する
 

 

トラックバック

TB*URL
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

映写室 『ゲットスマート』マシ・オカさん緊急来日レポート:犬塚芳美

    ―俳優、特殊効果エンジニアとしてハリウッドで活躍する日本人―  1965~70年に全米で人気沸騰した伝説のTVスパイドラマ「それ行け...
[続きを読む]

journalist-net | 2008年10月15日(Wed) 07:04


 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。